研究開発課題
Projects
アルミニウムドロステクノロジーの創成
研究開発課題リーダー
平木 岳人
東北大学 大学院工学研究科 特任准教授
ドロスとは
アルミニウム加熱溶解時の酸化が主要因で発生する残滓のこと
- 既存のアルミニウム溶解炉ではドロス発生が不可避である
- 形状が小さく様々な合金元素や付着物を含むアルミスクラップを再生(再溶解)時には、海外から輸入した新地金を溶解したときよりも多くのドロスが発生する
- ドロスの発生は生産効率(製品歩留まり)や品質の低下(介在物増加)に直結するため、ドロスに関する技術開発はアルミニウム産業の高度化に重要である
- 不可避に発生したドロスの国内リサイクルは鉄鋼業に完全依存しており、極めて危険な状況である
よって、本研究開発課題では、以下の2つの研究開発を進めます。
- ドロスの発生を抑制し、歩留まり向上、再生アルミの品質向上に寄与する。
- 発生してしまうドロスの質を管理し、付加価値の高い資源として循環利用する。
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