富山循環経済モデル創成に向けた産学官民共創拠点

令和５年７月１日（土）、課題４：リサイクルアルミニウム新市場開拓における人材育成支援の
一般向け講座「アルミニウムで “かっこいい” “かわいい” 作品を作ろう！」がスタートしました。
当拠点で技術開発しているリサイクルアルミニウムに対して、CO2排出削減効果のような環境価値だけでなく、
デザインやコンセプトによって付加価値を高める方法を参加者の皆さまと考え、実際に試作してみる講座です。
第１回は富山大学の学生、高岡銅器の老舗企業の方、弦楽器の演奏を趣味にされている方ら、多様なメンバーが集まりました。
まずは皆さん自慢の”かっこいい” “かわいい”アルミニウム製品を手に自己紹介。

グループディスカッションでは、講師の白鳥教授から「頭のもみほぐし」として、
「身近な製品をプラスチック製や陶器製からアルミニウム製に変えてみたら？」とのお題をもらい、
思いつくままにアイデアを出し合いました。
アルミニウム製のラーメン丼や植木鉢、傘の骨や生地をすべてアルミニウム製にした「オールアルミ傘」、
なかには、「アルミの便座」や鉄琴ならぬ「アルミ琴」といったユニークなアイデアも飛び出しました。
お仕事でアルミニウム製品の企画・製造に携わっている方も参加されていて、
アルミニウムの特性を引き出す加工方法についても、様々な知見が集まりました。
来年３月までの５回の講座で、皆さんがアッと驚くような、うっとりと見入ってしまうような、
“かっこいい” “かわいい”モノができるかもしれません。
楽しみにしていてくださいね！